ADHDの薬1 コンサータ
ADHDの治療薬で最も使用されているのがコンサータです。
僕もコンサータのおかげで、なんとか社会人をやれています。
コンサータとは
コンサータは中枢神経に直接作用するメチルフェニデート製剤で、シナプス間隙のドーパミンの量を増加させることで衝動性や多動を抑えます。 体内でじわじわ溶ける徐放剤になっていますので、効き目が長く緩やかです。
入手方法
コンサータは第一種向精神薬に指定されていますので、病院でしか処方できません。
診察から処方までかなり時間がかかる場合が多いです。
個人輸入も出来ませんし、個人間での譲渡・売買も禁止されています。
日本では2013年より成人のADHD向けにも承認され、医療機関より保険適用で入手できます。 36mgの薬価が402円で、保険適用後の費用は1日121円です。
副作用
眠気・食欲不振等が言われますが、僕は全然ありません。
子供の頃に服用すると食欲不振の結果、身体の成長が阻害されるということがあるそうです。
服用した感想
僕は毎日コンサータ36mgを起床後に服用しています。
多動を抑えてくれるので、デスクワークをそれほど苦痛に感じずにこなすことが出来ます。
具体的には、貧乏ゆすりをしなくても平気になります。
集中力アップややる気アップの効果はそれほどないかもしれませんが、多動が抑えれるだけで相当助かっています。
これからもコンサータがあれば社会人をやっていけるかなーと思っています。
コンサータの困ったこと
休薬日が辛い
コンサータは耐性がついてしまうので、毎週休薬日を設けるように言われています。
それまでの反動が来るのか、薬のお陰で忘れていた感覚が蘇るのかわかりませんが、とにかく身体がだるくて辛いです。
せっかくの日曜日が休養しかできない、一番つまらない日になってしまいました。
入手が大変
成人にコンサータを処方してくれる病院は限られています。僕も今の病院を予約出来たのは1年後で、処方までそれから更に1年近くかかりました。
予約を取るだけでも大変なので、自分がADHDかもと気になる方は早めの予約をおすすめします。にこなすことができます。
副作用は何もありません(あくまでも自分にとって)。
今後もコンサータがあれば、なんとか社会人を継続できるかなーという感じです。
まとめ
ADHDは自覚することや生活改善でリスクを減らすことは可能ですが、本質的な落ち着きの無さや多動は薬に頼るしかありません。
薬に依存することにいろいろ批判の声もありますが、僕にとっては薬さまさまです!(とか言うと、いかにも依存症っぽくて印象悪いですが……)
薬が合えば思った以上に楽になれますし、もし子供の頃にリタリンかコンサータがあったら、学校もどんなに楽だっただろうと思います。
僕はADHDの方は、迷わず薬を服用してみることをおすすめします。
※ただし薬の効果には個人差があります。ここに書いているのは個人の感想ですのでご了承下さい。