ADHDのヒビ

ADHDな僕の、ADHDは「Aho Dame HontoDame」の略じゃないと反論したくても出来なかった日々です。

ADHDと高所恐怖症

僕はいわゆる高所恐怖症です。吊橋なんて到底無理で、揺れる歩道橋がギリギリといった感じです。かなり極端にダメなのでむしろADHDが原因であってほしかったくらいなんですが、調べてみたところ関連性はないようです。

そうなんです。僕が単にヘタレなだけなんです……

高所恐怖症とは

高所恐怖症とは単に高い場所が苦手なことではなく、落ちてしまうのではないかという不安がつきまとうことである。
そもそも高い場所で本能的に危険を感じ、怖がるのは身を守るための正常な反応であり、逆に恐怖を感じない状態を高所平気症と呼ぶべきである。
(Wikipediaから都合よく抜粋しました)

頭で安全であると理解していても、高いところに行くと足がすくんでしまってダメです。高さもそうなんですが、動きに合わせて揺れたりするともう恐怖感がマックスになります。普通の橋を渡っているときも、大きな車の振動で橋が揺れるのに気付いた途端に、1秒でも早く渡るべく急ぎます。

高所で怖かったベスト3

日本で生活していて、高所を完全に避けることは出来ません。
僕もいろんな恐怖を体感してきました。その中でも特に怖かったベスト3を発表します!

3位 スペースマウンテン

修学旅行で初めてディズニーランドに行ったのですが、何も知らずに友だちとスペースマウンテンに並んでしまいました。自分の番が近づいてきて、どうもこれはジェットコースターのようだと気づいたのですが、友だちの前で逃げ出すわけにもいかず乗ることになりました。
ちなみに生まれて初めてのジェットコースターです。
最初のゆっくりした動きに、意外にがんばれるかもしれないと思ったのも束の間、恐怖の時間が始まりました。スピードは早いし、アトラクションは驚かそうと悪意に満ちているしで、僕にできることは目をつぶって『これはその場で動いているだけで高くもないし早くもない』と自分に思い込ませることだけでした。
どれほど時間がたったかわかりませんが、ようやく開放されたときには、必死にバーを掴んでいたので手の力が全く入らなくなっていました……
とんだ夢の国があったものですね。スペースマウンテンがあまりに怖すぎて、他は何で遊んだのか全然覚えていません。

2位 通天閣

大阪に遊びに行ったときに、せっかくだからと通天閣に登ることになりました。
全く危機感もなくのんびりしたエレベーターに乗ったら、なんとエレベーターの下が透けているです!!大阪の方は倹約家だと言いますが、足元の目隠しすら惜しむなんてやりすぎです!こんなときも出来るのは目をつぶって耐え忍ぶことだけです。
やっとのことでエレベータをやり過ごして上に登ったのですが、こういうタワーはけっこう揺れるんですよ。タワーが折れる事故なんて聞いたことがありませんが、今日が初めての折れる日にならない保証はありません。バベルの塔を作った人類にも罰があたりました。人類は高い場所を目指してはいけないんです。

1位 スカイサイクル

たぶん後楽園だったと思うんですが、スカイサイクルに乗ったことがあります。一切の逃げが許されない、容赦ないアトラクションでした。
学生時代に彼女と遊園地にデートに来たのですが、僕はジェットコースターも観覧車も、ほとんどのアトラクションに乗ることができません。
何も出来ずにつまらなそうにしている彼女を前に、なんとかこれならがんばれるかと思って、スカイサイクルに乗ることになりました。
レールは地上から4メートルくらいあって高いですが、足こぎでのんびり進むのでスピードもないし、鉄骨もがっちりしているのでなんとかなると思ったんです。
でも、やっぱりこの高さは堪えられるものではありませんでした。怖すぎます。そしてペダルを漕ぐとかなり揺れるんです。漕げばゆれるし、漕がないと進まないし、隣に彼女はいるから目をつぶってやりすごすことも出来ないし、どこにも救いがない地獄でした……。
それでもがんばって完走して、地上に戻った僕に与えられたのは彼女からの軽蔑の眼差しだけでした。
むしろ恐怖と戦った分、怖さを知らない人間よりむしろ勇敢じゃないですか!そういう理論はダメでしょうか。ダメですよね……。


宙返りコースターや吊橋はランクインしていませんが、それはそもそも乗ったことも渡ったこともないからです。
社員旅行の途中の観光で吊橋を渡って進む場所がありましたが、僕は吊橋の手間で2時間ほど待っていました。知らない場所でひとりきりの時間、それこそが旅なんじゃないでしょうか。

こんなことも怖い

ゲームで足がすくむ

3Dのゲームをやっていて、高い場所を進んでいると足がすくみます。
最近はゲームをしませんが、スーパーマリオサンシャインをやっているときは、いつも足がすくんでいました。
ゲームじゃなくても高所の映像を観るのも、もちろん足にきますよ!

高いものを見上げると足がすくむ

高いビルやタワーを近くで見上げると、足がすくんでしまいます。
これは全然共感してもらえないんですが、他の人はそういうことがないのでしょうか?
例えば池袋だとサンシャイン60もそうですが、ごみ焼却炉のえんとつも確実に足がすくみます。気持ち的には全然恐怖感もなくしっかりと地に足がついていますので、このときだけはこの足のすくみの不思議な感覚を楽しんでいます。
普通の人がジェットコースターを楽しむのも、こんな感じなんでしょうか?

やってみたいこと

最近はVRの高所体験のアトラクションがありますので、あれは一度体験してみたいと思っています。だって絶対安全ですからね。理性と感覚とどちらが勝るのか、確実に感覚が勝るんでしょうが、 体験したらまたご報告しますね。

 

 

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