ADHDのヒビ

ADHDな僕の、ADHDは「Aho Dame HontoDame」の略じゃないと反論したくても出来なかった日々です。

ADHDのパチプロ2 パチプロになったきっかけ

僕がパチプロになったきっかけは、深夜のコンビニバイトでした。

 

深夜はけっこうヒマで、開いてる時間は雑誌を読んでもOKでした。
退屈が耐えられない僕はいつも雑誌を読んでいましたが読むのだけは早いので、すぐに読む本が無くなってしまいました。
仕方ないのでファミ通とかファッション雑誌とか片っ端から読んでいき、とうとう全く興味のないパチンコ雑誌まで読むようになりました。

実は母がパチンコ依存症で相当負けているのを知っていたので、僕もパチンコの経験もはありますが、全然やる気はありませんでした。
運試しのギャンブルなんて損をするに決まってますからね!

でも暇つぶしにパチンコ雑誌を読んでいると、機種毎にボーダーというものがあることがわかりました。
境界性パーソナリティ障害じゃないですよ。勝つボーダーラインのことです。
そんな概念もなかったので、素直に感心しながら読んでいました。
僕は知識欲だけは人一倍あるので、何でも知りたがりなんですよ。

ボーダーを理解すると、パチンコの勝ち方がわかってきます。
そして勝ち方がわかったら実践してみたくなります。

 

ボーダーを守ってパチンコを打ってみると、確かに平均で勝つようになりました。
コンビニバイトより明らかに割が良さそうです。深夜バイトで睡眠のリズムも壊していたので、朝起きる生活をしたいとも思っていました。
でもそれまで普通に生きてきた人間ですから、パチンコで生活していくことを決断するのにはさすがに躊躇しました。
そんなうまくいかないんじゃないか、貯金もほとんどないし最初に大きな赤字を出したらどうしよう……と不安は尽きません。

 

そこでまずパチンコのシミュレーターソフトを自作しました。
数百年分くらいシミュレートしてみたのですが、ある程度のボーダーを守れば、一ヶ月単位で赤字になることはまず無いことがわかりました。

 

そして僕はコンビニを辞めて、パチプロ生活を始めることになりました。
人生って何がきっかけになるかはわからないものです。
もしそこでジャニーズの募集の記事に出会っていたら、今頃僕はテレビで踊っていたのかもしれませんね。