ADHDのヒビ

ADHDな僕の、ADHDは「Aho Dame HontoDame」の略じゃないと反論したくても出来なかった日々です。

僕はもう注意欠陥・多動性障害じゃないんだ!

今まで俺は、注意欠陥・多動性障害な上に軽度のアスペルガー症候群でしたが、それは過去のことになったようです!

「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」は「注意欠如・多動症」に、「性同一性障害」は「性別違和」に変更。「アスペルガー症候群」は単独の疾患としての区分はなくなり、「自閉スペクトラム症」に統合された。

「障害」を「症」に 精神疾患の新名称公表 - MSN産経ニュース より

 

やったー!僕は注意欠如・多動症だったんだー、欠陥でも障害でもないぞー!!

もうアスペって言われることもないんだー!!

 

……みたいに喜ぶ話なんですかねえ?

障害に対して言葉を置き換えるってのはずっと行われていますが、実際にそれを求めている人が見えてこない気がしますよね。むしろ言葉の置き換えだけで問題をなかったことにしようとする方が問題だって意見の方がよく見かけます。

なんかこういうのって馬鹿らしいですし、むしろ障害者の品格を逆に疑われる気がします。

『あいつらがしょうもないことでギャーギャーうるさい』って思われるでしょうけど、俺はそんなこと言ってないから!

こんなことやるくらいなら、医学用語はカウパーさんやバルトリンさんに考慮してあげた方がよっぽどいいと思いますよ。

 

たぶん近い未来には、『欠陥』とか『症』も問題あり!ってことになって、ADHD『アテンション ディフィクト ハイパーアクティブ ディスオーダー』って英語のカタカナ読みになっちゃうんじゃないですかねー。日本語で悪く取れる要因がないから、これなら問題ないだろうって感じで。