ADHDの薬5 ベタナミン
今はもう処方されていませんが、ベタナミンという薬も服用していました。
ベタナミンとは
正式名称はペモリンです(ベタナミンは日本での商品名)。
ペモリンは、アンフェタミン類とは化学構造が異なる精神刺激薬で、ドーパミンの放出を促進し再取り込みを阻害します。
カフェインよりも強力ですが、リタリンほどではありません。
処方
最初はリタリンと一緒に処方されていました。
リタリンが処方できなくなってからも、ベタナミンだけが処方されていました。
でもベタナミンの効果も感じられないしリタリンの処方再開も絶望的になってきたので、そのまま通院するのを止めてしまいました。
ここからコンサータを処方されるまでの数年間は一番辛い時期でした。
効果
ベタナミンのみが処方されているときは、飲んでもあまり体感できませんでした。
おそらくほとんど効果はなかったんだと思います。ベタナミンでは多動も抑えられませんでした。
副作用
ベタナミンは肝臓への負担が大きすぎるので、ADHDにはあまり処方されなくなったそうです。
アメリカでは2005年にADHDへの処方が停止されました。
まとめ
いろんな薬を飲んできましたが、結局僕が体感できたのはリタリンとコンサータだけでした。
ADHDといっても度合いや方向性も様々ですから、合う薬を見つけるのは難しいですよね。